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異物誤食・腸閉塞

最近になりコロナも落ち着き犬の散歩も遠出をする方も多いと思います。それに伴い誤食事故も最近増えてきております。

放し飼いや伸縮リードで目が届かない方が増えてきたのも一因です。

誤食はすぐに気付いて胃の中にある場合には手術も比較的安全に出来ますし。切開をせずに非観血的に取り出す方法も適用可能でな場合も多いです。

しかし、気付かないうちに食べて腸閉塞や腸穿孔により腹膜炎や膵炎を起こしてからでは手術にリスクを伴います。また腸の壊死や膵炎や腸穿孔による腹膜炎を起こしてからでは、格段に術後救命率が減少してきます。

①日頃から拾い食いの癖を注意し矯正する。

②伸縮リードは目が届きにくいで極力使わない。

③整備されたドッグラン以外では放し飼いをしない。

④夜間の散歩は愛犬の口先を懐中電灯等で照らしながら注意して歩く。

⑤愛犬に対して注意力散漫になるのでスマホを見ながらの散歩は厳禁です。

⑥何か好物のトリーツを携帯して異物を口にくわえたらすぐに大好物と交換させる。

以上に注意して散歩をしましょう。

そもそもお祭り会場や夜店や花火大会にはペットを連れて行かない配慮も必要でしょう。

観光地では飼主の方も脇見が多くなり、誤食に気付きづらくなりますので特に注意しましょう。