2022/02/19
猫科の動物は赤道に近い場所で進化してきました。元気に過ごすには人間より高めの温度が必要です。
快適に過ごさせるためには25℃くらいの温度が必要です。暖かくしているつもりでも床に近いところは案外寒いです。風邪をひかせないように気を付けましょう。
さて次に犬の話です。犬には綿毛のようなしっかりしたアンダーコートとオーバーコートの二重の被毛があるタイプと、地膚が見えるくらいに繊細なオーバーコートだけのタイプがいます。秋田犬やGシェパードやシベリアンハスキーのようにびっしりと綿毛に包まれた犬たちは15℃くらいでも十分でしょう。しかし、アンダーコートの無い犬たちは20℃以下では寒がります。22℃くらいにしてあげると快適だと思います。犬は猫以上に床に近いところで暮らしています。部屋の下の方の温度に注意して下さい。
インコ類は特に低温に弱いです。体調が悪いときには26℃から28℃くらいに部屋全体を温めましょう。羽毛を膨らませているときには十分温めてあげることが大切です。
ハムスターは案外寒さに弱いです。廊下や玄関先や人の居ない居間に夜放置すると冬眠したようにフリーズしてしまいます。すぐ温めれば動き出しますが15℃以下にならないように気を付けましょう。何度も仮死状態にさせると命に関わります。夜寝るときには人の居る部屋に移動させるのも一法です。最低16℃以上になるようにしましょう。